シギの渡りも終盤、地元の鳥も今一つ。ということで、夏鳥が見た
いという、内なる要望に押されて、久し振りに、外のフィールドに出
かけました。
フィールドにつき、鳥を探すも、とても少ない。曇天のせいで鳥の
活性が悪いのかなー。
こんな景色をたくさん見たかったのです。

アオジの囀りがかなり聞こえるのですが、見つけて写せたのがこ
の1枚のみ。視力が落ちたのか、鳥が少ないのか。

鳥を探しても、見つかるのはこのモズばかり。

モズが嫌ではなく、ほかの鳥が見れないのが嫌なのです。

鳴き声ばかりでなかなか見つからないニュウナイスズメ。

巣作りを始めている、イワツバメ。

数は居るのですが、なかなか見つからないし、なかなか写真に写
せないのです。

カッコウも少なく、なかなか写せないのです。そういえば、今年は
地元でまだホトトギスの声を聞いていません。
何かおかしいと思い必死の鳥探し。

そんな中、ジョウビタキの雄が登場。「まだいたのー」と、びっくりし
つつ、かつ嬉しくて、しばし追いかけました。

そんな中、雌のジョウビタキが登場。「あれれれーーどうしたの君」
。ペアーで越夏をするの。?

「えっ、これは」と思ったのが、この写真を写した時。虫を捕まえ
運んでいる。

ペアーで駐車場で餌を探している。繁殖しているとしか考えら
れない。

2羽の行き先をじっくりと探してみたら、居ました2羽のひな。

2羽で並んで、「あっち向いてホイ」状態。巣立ったばかりの状態だ
と思います。

はい、前からと後ろから見た状態であります。白い斑点と短くて
赤い尻尾が見えています。

1羽だけのドアップ。ネットにのっている写真と比較しても間違いな
いようです。
もう少し近くで写したいのですが、あまり近づくとカラスに見つかる
ので我慢です。

このポーズ、「エサくれーー」攻(口)撃。やはり迫力があります。

メスとオスが交互に餌を与えています。メスの成鳥がもう1羽いる
ような感じなのですが、確認できません。居れば昨年生まれの子
供の可能性も。考えすぎ? 1時間程観察し、繁殖中なのでさっさと離脱しました。

もう1種、見たかった鳥。コサメビタキであります。

数はかなりいるようですが、高いところを飛び回り、動きが速いの
で、写真を写すのが大変でした。

まだ、ペアリングの前で、2羽で追いかけっこしたり、木々の間を
飛び回ってい様です。

もう少し低いところで飛び回ってくれると嬉しいのですが。

鳥の数が少なかったのですが、まさかジョウビタキの繁殖とヒナを
見ることができるとは。とても珍しいものを見せてもらいました。
今年の鳥見の運をすべて使い果たしたかも。
近くの自然観察センターで、繁殖の事実を確認したところ、「繁殖し
ている」とのことでした。近々どこかで発表されるのでは。車山やどこ
かの島での観察記録もあるようですし。
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